Japanese
English
臨床報告・1
乳頭部癌術後孤立性肝転移に対し切除しえた1例
Resection of solitary liver metastatic lesions after papillary carcinoma surgery:A case report
米田 啓三
1
,
勝又 健次
1
,
野村 朋壽
1
,
一宮 博勝
1
,
加藤 孝一郎
2
,
青木 達哉
2
,
小栁 𣳾久
2
Yoneda Keizo
1
1青葉会牧野記念病院外科
2東京医科大学外科学第三講座
キーワード:
乳頭部癌
,
肝転移再発
,
肝切除
Keyword:
乳頭部癌
,
肝転移再発
,
肝切除
pp.503-506
発行日 2004年4月20日
Published Date 2004/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100610
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はじめに
十二指腸乳頭部癌は膵頭部癌領域の中で予後良好であると言われている.しかし再発巣に対して切除の適応となる場合はきわめて稀である.これは再発時多発性肝転移や腹膜播種が重複し,切除不能な症例が多いからである1).今回,筆者らは乳頭部癌に対し膵頭十二指腸切除を施行し,3年後に孤立性肝転移を認め,切除しえた1例を経験したので報告する.
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