Japanese
English
臨床研究
下腹部手術既往のない症例に対する腹膜外アプローチによる鼠径ヘルニア内視鏡下手術の検討
Clinical evaluation of laparoscopic hernia repair without a previous lower abdominal surgical scar
犬飼 道雄
1
,
臼井 由行
1
Inukai Michio
1
1国立病院岡山医療センター外科
キーワード:
鼠径ヘルニア
,
腹腔鏡下手術
Keyword:
鼠径ヘルニア
,
腹腔鏡下手術
pp.475-478
発行日 2004年4月20日
Published Date 2004/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100604
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はじめに
全腹膜外ルート内視鏡下ヘルニア根治術(TEP:totally extraperitoneal approach)はその根治性の高さや良好なQOLのために,鼠径ヘルニアに最も適した術式の1つと考えられている1~4).しかしコストがかかることや高い習熟度が必要であることから,あまり広く行われていないのが現状である.そこで,筆者らは同側下腹部手術既往のない症例に対するTEPの治療成績をまとめたので,ここに報告する.
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