Japanese
English
臨床報告・1
食道癌周術期に合併しMRSA腎症と考えられた1例
Post operative MRSA nephritis of esophageal cancer patient
梶谷 展生
1
,
猶本 良夫
2
,
村田 年弘
2
,
白川 靖博
2
,
山辻 知樹
2
,
田中 紀章
2
,
杉山 斉
3
,
槙野 博史
3
Kajitani Nobuo
1
1岡本大学医学部医学科
2岡山大学大学院医歯学総合研究科消化器・腫瘍外科
3岡山大学大学院医歯学総合研究科腎・免疫・内分泌代謝内科学
キーワード:
MRSA腎症
,
食道癌周術期
,
スーパー抗原
Keyword:
MRSA腎症
,
食道癌周術期
,
スーパー抗原
pp.201-204
発行日 2004年2月20日
Published Date 2004/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100549
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はじめに
多剤耐性菌であるMRSAは院内感染症の原因菌として特に注目を集めている1).しかしMRSA感染に起因する糸球体腎炎については報告例も少なく十分な認知が得られていない状況である.筆者らはMRSA感染とのに関連が疑われ,急速進行性腎炎およびネフローゼ症候群を呈した1例を経験したので報告する.
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