Japanese
English
臨床報告・1
術前診断し得た特発性大網捻転症の1例
A case of primary torsion of the greater omentum diagnosed pre-operatively
鈴木 孝之
1
,
市東 昌也
1
,
石井 誠一郎
1
,
曽我 茂義
2
,
井上 政則
2
,
成松 芳明
2
Takayuki SUZUKI
1
1川崎市立川崎病院外科
2川崎市立川崎病院放射線科
キーワード:
特発性大網捻転症
,
術前診断
,
CT検査
Keyword:
特発性大網捻転症
,
術前診断
,
CT検査
pp.701-704
発行日 2006年5月20日
Published Date 2006/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100456
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はじめに
特発性大網捻転症は比較的稀な急性腹症の1疾患で,大網の一部もしくは全体が捻転してその末梢が血行障害に陥るものであり,術前診断が困難とされている.今回,われわれは術前に腹部CT検査で診断し得た本症の1例を経験したので,文献的考察を加えて報告する.
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