Japanese
English
臨床報告
特発性大網捻転症の1例
A case of primary omental torsion
徳井 俊也
1
,
北村 純
1
,
佐藤 友昭
1
,
太田 正隆
1
,
安藤 芳之
1
,
清水 武
1
,
岡林 義弘
1
,
稲葉 洋二
2
Toshiya TOKUI
1
1松阪中央総合病院外科
2松阪中央総合病院検査部
pp.1943-1946
発行日 1989年12月20日
Published Date 1989/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407210593
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はじめに
大網捻転症は急性腹症に含まれる比較的稀な疾患であり,しかも本症特有の症状がないために術前診断が非常に困難である,本症は原因の明らかでない特発性と,そうでない続発性とに大別されているが,特発性のものは特に稀である.最近われわれは,特発性大網捻転症の1例を経験したので,診断における超音波検査の有用性を含め若干の文献的考察を加えて報告する.
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