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特集 手術のための臨床局所解剖
肺手術のための臨床局所解剖―外科医に必要な開胸操作の解剖と手技
Anatomy of the chest and procedure for general surgeon
土田 正則
1
,
青木 正
1
,
橋本 毅久
1
,
篠原 博彦
1
,
斉藤 正幸
1
,
岡田 英
1
,
小池 輝元
1
,
保坂 靖子
1
,
林 純一
2
Masanori TSUCHIDA
1
1新潟大学医歯学総合病院第2外科
2新潟大学大学院医歯学総合研究科呼吸循環外科学分野
キーワード:
呼吸器外科
,
肺手術
,
解剖
Keyword:
呼吸器外科
,
肺手術
,
解剖
pp.573-578
発行日 2006年5月20日
Published Date 2006/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100434
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要旨:本稿の前半では,外科医が開胸操作の際に知っていると役立つと思われる呼吸器外科の解剖と実際の手技について,(1)開胸方法と開胸肋間,(2)横隔膜の修復,(3)筋肉温存開胸法,(4)癒着剝離,(5)肺損傷,血管損傷の対処,(6)気管・気管支の解剖,(7)閉胸法と胸腔ドレナージ,の順に簡潔にまとめた.後半では肺葉切除,特に不完全分葉症例における葉間での肺動脈の露出,葉間作製方法に重点を置いて述べた.また,リンパ節郭清については縦郭リンパ節郭清の際に目安となる周囲臓器の解剖を中心に要点を述べた.
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