Japanese
English
臨床報告・1
Kirschner鋼線が骨盤腔内に迷入した1例
Removal of migrating intrapelvic Kirschner's wire:A case report
北野 義徳
1
,
白石 治
1
,
石川 真平
1
,
津田 宏
1
,
黒田 幸作
1
,
亀山 雅男
1
Kitano Yoshinori
1
1ベルランド総合病院外科
キーワード:
Kirschner鋼線
,
骨盤腔内
,
迷入
Keyword:
Kirschner鋼線
,
骨盤腔内
,
迷入
pp.509-512
発行日 2006年4月20日
Published Date 2006/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100424
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はじめに
整形外科領域における固定用鋼線を用いた骨接合術は,手術手技が簡便であることから多用されている.その合併症として胸・腹腔内,心大血管への迷入などが知られているが,わが国での報告例は少ない1,2).今回,われわれは変形性股関節症の手術時に用いられたKirschner鋼線(以下,K-wire)が骨盤腔内に迷入した症例を経験したので報告する.
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