Japanese
English
臨床報告・1
特徴的な画像所見を示した胆囊捻転症の1例
A case of torsion of gallbladder which can be diagnosed immediately after onset from radiological imaging
尾﨑 知博
1
,
齊藤 博昭
1
,
蘆田 啓吾
1
,
近藤 亮
1
,
池口 正英
1
Tomohiro OSAKI
1
1鳥取大学医学部病態制御外科
キーワード:
胆囊
,
胆囊捻転症
,
遊走胆囊
,
画像診断
Keyword:
胆囊
,
胆囊捻転症
,
遊走胆囊
,
画像診断
pp.385-388
発行日 2006年3月20日
Published Date 2006/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100399
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はじめに
胆囊捻転症は胆囊頸部の捻転によって胆囊壊死を起こす疾患で,内科的治療で保存的に加療される急性胆囊炎と違い穿孔や腹膜炎のリスクがあるため,緊急手術を要する急性腹症として鑑別が必要である.今回,特徴的な画像所見より術前に診断し得た完全型胆囊捻転症の1例を経験したので報告する.
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