Japanese
English
臨床報告・1
多発性骨髄腫に合併したS状結腸癌の1例
A case of sigmoid colon cancer synchronously associated with multiple myeloma
五井 孝憲
1
,
小畑 真介
1
,
井上 剛志
1
,
前田 浩幸
1
,
片山 寛次
1
,
山口 明夫
1
Takanori Goi
1
1福井大学医学部第1外科
キーワード:
S状結腸癌
,
多発性骨髄腫
Keyword:
S状結腸癌
,
多発性骨髄腫
pp.651-654
発行日 2005年5月20日
Published Date 2005/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100099
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はじめに
多発性骨髄腫は,わが国ではほかの悪性腫瘍を合併する頻度が3.3~7.3%と比較的高いと言われている1,2).最近では化学療法の進歩ならびに末梢血幹細胞移植によって長期生存が可能となり,フォローアップ時の注意が必要となっている.
今回,われわれは多発性骨髄腫と診断したのち6年経過後にS状結腸癌を発症した症例を経験したので報告する.
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