Japanese
English
臨床報告・1
再発に対して再度局所切除を行った直腸腟中隔GISTの1例
A case of gastrointestinal stromal tumor of the rectovaginal septum treated as repeating local resection
高倉 有二
1
,
豊田 和広
1
,
黒田 義則
1
,
倉西 文仁
1
,
岡本 有三
1
,
中原 雅浩
1
Yuji Takakura
1
1尾道総合病院外科
キーワード:
GIST
,
局所再発
,
直腸腟中隔
Keyword:
GIST
,
局所再発
,
直腸腟中隔
pp.647-650
発行日 2005年5月20日
Published Date 2005/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100098
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はじめに
近年,消化管間葉系腫瘍においてgastrointestinal stromal tumor(以下,GIST)と称する概念が一般に広く認識されるようになり,報告例も増加している.しかし,悪性度診断に関しては分子病理学的な見地から種々の因子が検討されてはいるものの,臨床経過以外は絶対的な指標がないのが現状である.
今回,われわれは術後の局所再発に対して再度局所切除を施行し,結果的に長期の経過観察が可能であった直腸原発GISTの1例を経験したので報告する.
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