Japanese
English
脳・脊髄のMRI画像アトラス
高齢にて発症した急性再発性散在性脳脊髄炎
MRI Findings of Acute Relapsing Disseminated Encephalomyelitis with Late Onset
宮田 榮三
1
,
伊藤 由里
1
,
近藤 耕二
2
,
古閑 寛
1
,
山本 纊子
1
1藤田保健衛生大学神経内科
2蒲郡市民病院内科
pp.736-737
発行日 1999年8月1日
Published Date 1999/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406901482
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- Abstract 文献概要
急性散在性脳脊髄炎(ADEM)は原則として単相性であるが,ADEMの臨床像を早しながら再発と緩解を繰り返すものが約10%存在する3)。これは急性再発性散在性脳脊髄炎(ARDEM)と呼ばれており,多発性硬化症(MS)との鑑別が問題になる。その多くは小児期に発症し,高齢者では稀である7)。今回,われわれは高齢にて発症しARDEMと考えられた1例を経験したので報告する。
症例 66歳,女性
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