連載 症候学メモ・46
余滴(4)—病院文化
平山 惠造
1
1千葉大学神経内科
pp.1043,1058
発行日 1988年11月1日
Published Date 1988/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406206204
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◆ある友人と話をする機会があった。彼は医者ではないが,パリと旧フランス植民地で入院生活を送ったことがあり,病院を患者の側からつぶさにみている。日本でも同様の入院生活をしている。
病院には医者と患者がいて医療が行なわれている,というだけではない。そこには医学・医療をとり巻くさまざまな病院文化がその国なりに形成されている。
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