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書評
—Hans-Joachim Kretschmann und Wolfgang Weinrich 訳 久留 裕(順天堂大学教授・放射線医学) 真柳 佳昭(東京警察病院・脳神経外科)—CT診断のための 脳解剖と機能系
Neuroanatomie der kraniellen Computertomographie Grundlagen und klinische Anwendung--Hans-Joachim Kretschmann und Wolfgang Weinrich
萬年 徹
1
1東京大学
pp.162
発行日 1987年2月1日
Published Date 1987/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406205856
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中枢神経系の画像診断の技術には実にめざましいものがある。CTに次いでMRIが導入され,10年前には想像出来なかったような画像を見ることが可能となった。
最近の画像に関する研究論文を読むと,影を読むことのみに頭を奪われ,脳の解剖学的関係を無視して,新知見と称する所見を述べているものを目にすることががる。しかし,画像診断が重要さを増すにつれ,その断面が実際の脳ではどうなっているのかを絶えず振返ることが必要になるのは申すまでもない。
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