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海外文献抄録
乳癌の脳軟膜転移の診断におけるtumour markerの単一および併用検査の感受性と特異性,他
Sensitivity and specificity of single and combined tumour markers in the diagnosis of leptomeningeal metastasis from breast cancer: Twijnstra A, Van Zanten AP, Nooyen WJ and Ongerboer de Visser BW/J Neurol Neurosurg Psychiatry 49: 1246-1250, 1986
大友 英一
1
1浴風会病院
pp.188-189
発行日 1987年2月1日
Published Date 1987/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406205861
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より有効な治療法の出現のため患者が長期に生存するようになった事,および神経学的検査の進歩から乳癌の脳軟膜転移が増加して来ている。脳軟膜転移を確診する基本的方法は髄液の細胞診であるが,細胞診の陽性率は60%に過ぎず,4%では偽陽性の報告があり,また本症の早期診断は偽陰性率が高いため限界がある。
本研究では髄液のtumour marker測定の臨床的意義を検討した0対象は30〜78歳(平均57歳)の57例の患者で脳のCT,細胞診などで診断されたものである。
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