書評
—Edited by Lewis P.Rowland—Merritt's Textbook of Neurology 7th Edition
平山 惠造
1
1千葉大学医学部神経内科
pp.132
発行日 1985年2月1日
Published Date 1985/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406205454
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- 文献概要
本書が既に7版を重ね,またスペイン語,イタリア語,ポルトガル語,トルコ語,そして日本語(椿忠雄監訳,医学書院)と多国語に翻訳されていることからもわかるように,神経内科書として定評のあることは今更いうまでもない。
本書は1955年の第1版以来、第4版まではメリットのみが執筆したものであったが,第5版では6人が,第6版では11名の協力執筆者が参加して出版された。従って第6版はメリット自身の編集になる共同執筆であったが,その出版される直前に彼は他界した。今回,第7版がコロンビア大学のロランド教授の編集で出版されたが,いうまでもなく,従来の本書の姿勢を踏襲したものである。しかし同時に旧版に比べていくつかの変革がみられる。
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