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                                総説 
                        
                        
                
                  
                  
                  
                  
                            
                                    
                                    
                                    
                                    
                            
                            
                
                
                
                            
                            
                  
                            
                                
                            
                        
                
                
                
                            
                        
                
                
                            
                            
                            
                  
                            
                                    
                                    けいれん重積状態の診断と治療
                                    
                                    
                            
                            
                                    
                                    Diagnosis and Management of Status Epilepticus
                                    
                                    
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                福山 幸夫
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            ,
                                        
                                    
                                    
                                        
                                            
                                                杉立 真理子
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                        
                                            
                                                Yukio Fukuyama
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                  1東京女子医科大学小児科学教室
                
                
                
                
                  1Department of Pediatrics, Tokyo Women's Medical College
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.137-146
                
                
                
                  
                  
              
              
              
                  発行日 1975年2月1日
                  Published Date 1975/2/1
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406203657
                
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I.はじめに
けいれん発作は,過度に強い刺激に対する反応として生ずる神経系(とくに運動神経系)の過剰な放電発射の一般的表現である。けいれん発作は,何らかの異常興奮状態の発生を知らせる警鐘であり,臨床家はけいれん発作をきつかけとして,患者の疾患状態に細心の注意を払うようになる。
しかし,けいれん発作そのものは,多くの場合1〜2分ないし数分以内に自然に停止することが多く,そのためだけで命を落すことは少ない。つまり,多くの場合,けいれん発作は脳の異常興奮過程の存在を知らせる警鐘ではあるが,それ自身が治療の直接対象となるわけではない。

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