今月の主題 気管支喘息—病態から治療まで
急性発作
発作重積状態
中島 重徳
1
Shigenori Nakajima
1
1近畿大学医学部・第4内科
pp.640-642
発行日 1984年4月10日
Published Date 1984/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402218991
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
喘息発作重積状態とは,中発作以上の発作が24時間以上持続している状態で,交感神経刺激薬やキサンチン薬の吸入,経口,経直腸などの投与および静脈注射に対する反応が低下しており,喘息死の可能性もある状態といえよう.この状態に陥る患者は,ステロイド依存性を示すものが多い.
Copyright © 1984, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.