紹介
簡易Subtractionフィルム作製法
大脇 潔
1
,
生馬 敏行
1
,
安井 広之
1
,
杉浦 和朗
1
,
松山 久義
2
1日本医科大学第二外科
2日本医科大学放射線科
pp.1219-1222
発行日 1970年10月1日
Published Date 1970/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406202801
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
Subtractionテクニックは,1935年"Ziedses des Plantes"により紹介され(3による),現在では広く臨床に応用されるようになり,特に脳神経外科における,術前診断の重要な検査法の1つとなりつつある。
Subtractionテクニックは,大別するとPhotographicとElectronicの二方法があるが,後者は高価な機械設備が必要で,一般には行ない難い。また,従来行なわれてきた,Photographic Subtractionも,特殊なフィルム(コマーシャルフィルム,グラビアフィルム)を必要とし,そのために現像薬品が異なるなど非常に繁雑である。
Copyright © 1970, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.