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海外文献
閉鎖性頭部外傷
Programmed mangement of severe closed head injuries
White, R. J.
,
Albin, M. S.
,
Yashon, D.
,
Dakters, J. G.
pp.1311
発行日 1968年12月1日
Published Date 1968/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406202484
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- Abstract 文献概要
まず(1)直ちに診断,(2)緊急治療,(3)決定的治療,(4)その後ひきつづく観察というプログラムをとつている。
(1),(2)。ベッドサイドで最小の神経学的検査,呼吸管理,検査として脳血管写,頭蓋X-P,Echo,血液ガス,胸部X-P,反射など生命症状,静脈圧,血液・尿などの化学,ECG,など。外科療法か保存療法かをきめる。最重症で昏睡,除脳症状があれば高滲透圧剤マニトール(0.5g/kg)をただちに開始し,コントラでない限りステロイド(デキサメサゾン4-8mg静注,低体温法(hyper—osmotic, hypersteroid, hypothermiaで,3H法)。気管切開,調節呼吸,輸液,pCO2, O2飽和,pHなど早くたしかめ,アシドージスを防ぐ。たとえ昏睡でも脳血管写は直ちに行なう。この際,動脈血の化学もしらべられる。かくして外科療法の適応がきまる。
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