発行日 2005年10月1日
Published Date 2005/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2006036929
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
著者らの施設では新しい外傷治療として閉鎖療法を行っている.その処置方法は,まず感染の原因となる異物や壊死組織を取り除き,よく水道水(あるいは生理食塩水)で洗浄する.次にできるだけ縫合処置を避け,止血にはアルギン酸塩を貼付する.止血あるいは縫合処置後の創部はハイドロコロイド被覆剤などの創被覆材でおおって治療を行う.今回,外傷に対する閉鎖療法が非常に有効であった代表的な3例を提示した
©Nankodo Co., Ltd., 2005