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I.はじめに
従来,臨床上の脳圧測定法としては,脳脊髄液を穿刺法によつてマノメーターに接続して直接に水柱圧として測定,あるいはこれをストレインゲージ型のtransducerに接続して記録する方法1)2)などが用いられている。しかし,これらの方法では脳脊髄液が外界に接しているので感染の危険が多く,長期にわたる脳圧のモニターは困難である。
その他の方法としては,最近,Hoppenstein3)などは小さいゴム球に水を満したものを硬膜下に揮入し,これよりその水を細い管で体外に導出してその圧をtransducerによつて計測している。この方法では感染の危険は少ないが,ゴム球の弾性およびその内圧などにより精度や計測範囲が制限され,また温度の変化によつても値が変動する。
A miniature pressure activated switch is implanted subdurally for continuous, repetitive measurement of intracranial pressure. The simplicity of operation and accuracy of the system are stressed. Other advantages of this method of measuring intracranial pressure are outlined. Pathologic studies have shown primarily meningeal reaction with eigther no or very little cerebral reaction.
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