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特集 脳の生化学
「条件反射による脳内アンモニアおよびアミノ酸代謝の研究」について
ADISCUSSION TO DR. TSUKADA'S SPEECH
森 昭胤
1
Akitane Mori
1
1岡山大学医学部陣内外科
1Dept. of Neurosurgery, Okayama Univ. School of Medicine
pp.461-462
発行日 1962年6月1日
Published Date 1962/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406201260
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- Abstract 文献概要
脳組織を摘出すると,死後変化として,爆発的にアンモニアが発生することは周知の事実であるが,その他にも種々の変化が起こる。このような死後変化というバック・ゲラウンドをできるだけ少なくするということは,脳の生化学を進めて行く上に,まず最初に考えねばならない問題である。
この意味で,塚田教授が白ネズミをまるごと可及的すみやかに凍結固定することを考えたことは,きわめてたいせつなことだと思う。
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