学会抄録
第17回日本脳・神経外科学会総会演説抄録(8)
光野 孝雄
1
,
金谷 春之
1
,
大沢 謙一
1
,
堀江 信一
1
,
本間 栄
2
,
稲葉 穣
3
,
黒丸 正四郎
4
,
笠原 嘉
5
,
小久保 祐久
6
,
梅崎 尚
6
,
沢村 誠志
6
,
岡田 幸夫
4
,
池田 暉親
7
,
林 髞
8,14
,
二村 芙美江
8
,
佐藤 忠男
8
,
大口 雅人
8
,
中島 洋
8
,
高下 弘夫
9
,
楢原 六郎
9
,
藤岡 弘
9
,
山崎 勝弘
9
,
滝川 幸作
9
,
早田 和孝
9
,
由井 重光
9
,
青島 健
9
,
田中 喬
9
,
永井 甲子四郎
10
,
田口 幸逸
10
,
真部 雄
10
,
芳賀 禧夫
10
,
奥寺 恒夫
10
,
吉原 栄之助
10
,
根本 互
10
,
田水 汀
10
,
原 俊夫
11
,
林 和幸
11
,
徳井 達司
11
,
原 常勝
11
,
山田 治
11
,
永井 一夫
12
,
荒井 篤文
12
,
市石 稔
12
,
大森 邦雄
12
,
大浦 恒利
12
,
梶川 光一
12
,
北村 重晴
12
,
時枝 潤治郎
13
,
岡村 雅子
13
,
鬼頭 京子
13
,
中川 秀三
15
,
切替 辰哉
15
,
長野 俊光
15
,
小片 基
15
,
熊谷 豊次
15
,
宮武 昭三郎
16
,
安田 陽太郎
17,20
,
森安 信雄
18
,
西村 五郎
18
,
森田 欣二
18
,
佐藤 公典
18
,
武内 安賢
18
,
神森 真一郎
18
,
青木 三郎
18
,
浅野 芳登
19
1岩手医大光野外科
2新潟大脳神経外科
3東京歯大第2外科
4阪大精神科
5京大精神科
6神戸医大整形外科
7九大精神科
8慶大生理
9日大生理
10日大歯,生理
11井之頭病院
12日大歯,理化学
13神戸医大第2生理
14慶大
15札幌医大神経科
16岡山大陣内外科
17慈雲堂病院
18日大第1外科
19熊本大学
20日大神経科
pp.817-821
発行日 1960年9月1日
Published Date 1960/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406200983
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138)大脳半球別除術に関する臨床的並びに実験的研究
脳性小児片麻痺3例,Sturge-Weber氏病1例に大脳半球剔除術を施行し,Sturge-Weber氏病の1例を術後腸麻痺で失つたが,他の3例は極めて良好な結果を得た。此等の症例について術前術後の運動,知覚,精神機能,間脳下垂体副腎皮質その他の臓器機能について系統的研究を行い,運動知覚精神機能の改善と間脳下垂体副腎皮質系機能は,血液学的に又血清電解質,17.K.S及び高熱の発生等から,大脳半球剔除に伴う諸変動は一般手術例と略類似の傾向を示すものの,高熱の発生持続及びその他の諸変動の持続等より,半球剔除に伴う視床下部刺激による交感性優位の反応,及び下垂体副腎皮質機能亢進が伺われるが,脳性小児片麻痺に対する半球剔除術は大手術の割に臨床的経過より手術侵襲床は左程大ではない様に思われる。
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