Japanese
English
脳・脊髄のMRI画像アトラス
低血糖昏睡における一過性両側性内包病変―拡散強調MRIによる検討―
Transient Hyperintensity Lesions on Diffusion-weighted MRI in the Bilateral Internal Capsules due to Hypoglycemic Coma
遠藤 英徳
1,3
,
清水 宏明
1
,
冨永 悌二
1
,
吉本 高志
2
1広南病院脳神経外科
2東北大学大学院医学研究科神経外科学分野
3いわき市立総合磐城共立病院脳神経外科
pp.174-175
発行日 2003年2月1日
Published Date 2003/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406100447
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- Abstract 文献概要
脳卒中様の意識障害,四肢麻痺で発症し,一過性に両側内包に拡散強調MRIで高信号を呈した症例を経験したので報告する。
症 例 66歳,女性
主 訴 意識障害
既往歴 糖尿病でインスリン使用中。低血糖の既往はない。
現病歴 2002年3月30日,夫が外出した際にはいつもと変わった様子ははなかったが,1時間後帰宅した際,床に倒れて応答がなかったため当院救急搬送となった。
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