動き
「世界精神保健連盟1995年世界会議・ダブリン」印象記
浅井 邦彦
1
1浅井病院
pp.216-218
発行日 1996年2月15日
Published Date 1996/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405904052
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WFMH(World Federation for Mental Health)1995年世界会議は,8月13日から18日まで,ダブリン(アイルランド)で開催され,69か国から1,500人余が参加した。学会場は歴史あるトリニティ大学で開かれた。日本からは84名が参加し,3名のユーザーも含めて,20題以上の演題発表があった。メインテーマは“Time for Reflection”で,再考の時または考察の時といった意味で,世界各国における精神保健活動を振り返って,将来の方向を考えるという内容が込められていた。
2年前の1993年8月23日から27日まで,幕張メッセを主会場に,島薗安雄組織委員長のもと,多くの方々のご協力で,公開講座の市民も含めて65か国,5,000人近い参加で盛り上がったWFMH '93 JAPANを各国の人たちが覚えていてくれ,ウェルカムパーティで多くの人々に話しかけられた。
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