Japanese
English
短報
精神分裂病外来支援活動における自由来室・昼食会の意義について
Supporting Activities for Schizophrenic Outpatients
久場 政博
1
Masahiro Kuba
1
1公立角館総合病院神経精神科
1Department of Neuropsychiatry, Public Kakunodate General Hospital
pp.661-663
発行日 1991年6月15日
Published Date 1991/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405903069
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
■はじめに
デイケアが精神科治療として広がるにつれ2),外来支援活動も各地で活発になってきた。当科も昭和57年,コ・メディカルスタッフ部門である心理社会療法科(以下,心社)を設置して以来,外来患者のうち,特に精神分裂病患者を対象に,様々な支援活動を行っている。
それには,心社室への自由な出入り,週1回の昼食会,年4回の野外レク,家庭・アパート・職場訪問,職場紹介,作業療法などがある。ここでは前二者を取り上げ,平成元年まで8年間の活動の意義について,若干の考察をしたい。
Copyright © 1991, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.