Japanese
English
特集 認知症診療の新潮流—近未来の認知症診療に向けて
認知症に対する治療のこれまでと現在—薬物治療を中心に
Pharmacotherapy for Dementia, Past and Present
寺田 整司
1
Seishi Terada
1
1岡山大学学術研究院医歯薬学域精神神経病態学
1Okayama University Graduate School of Medicine, Dentistry, and Pharmaceutical Sciences, Okayama, Japan
キーワード:
認知症
,
dementia
,
ドネペジル
,
donepezil
,
リバスチグミン
,
rivastigmine
,
ガランタミン
,
galantamine
,
メマンチン
,
memantine
Keyword:
認知症
,
dementia
,
ドネペジル
,
donepezil
,
リバスチグミン
,
rivastigmine
,
ガランタミン
,
galantamine
,
メマンチン
,
memantine
pp.835-848
発行日 2022年6月15日
Published Date 2022/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405206671
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抄録 本邦において,抗認知症薬4剤が臨床現場で使えるようになってから10年以上になる。その使用については賛否両論さまざまであるが,抗認知症薬の特性や副作用をよく知っておくことは,認知症診療に当たる医師にとって絶対に必要なことである。アルツハイマー病の根本治療を目指した取り組みは盛んであるが,成果が臨床の現場にはなかなか出てこないというのが現状である。認知症に対する治療のこれまでと現在の状況について,薬物治療中心にまとめる。
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