Japanese
English
研究と報告
加齢による記憶の変化—有意味綴り及び無意味綴りを組み合わせた記憶検査を用いて
Declining Memory by Aging: Using the memory test which composed with meaningful and meaningless two Japanese sirables
大城 公恵
1
,
池田 淑夫
1
,
奥山 真司
1
,
藤木 嘉明
1
,
友田 桂子
1
,
伊藤 哲彦
1
,
山内 惟光
1
Kimie Oshiro
1
,
Yoshio Ikeda
1
,
Shinji Okuyama
1
,
Yoshiaki Fujiki
1
,
Keiko Tomoda
1
,
Tetsuhiko Ito
1
,
Tadamitsu Yamauchi
1
1藤田学園保健衛生大学医学部精神医学教室
1Department of Neuropsychiatry, Fujita Health University
キーワード:
Memory test
,
Aging-induced change
,
Recent memory
Keyword:
Memory test
,
Aging-induced change
,
Recent memory
pp.1291-1295
発行日 1989年12月15日
Published Date 1989/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405204817
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抄録 加齢とともに身体機能並びに精神機能が低下するが,精神機能のうち特に記憶が障害されやすく,臨床上よく経験される。我々は若年者から老年者まで簡便に繰り返し施行でき,かつ客観性の高い記銘力検査を作成し,この検査の有用性並びに加齢による変化を測定した。
梅本らの作製したカタカナ2文字の有意味度・無連想価の表に準じて,有意味綴り,無意味綴り各々5個ずつを選び,計10個よりなる記銘力検査を6組作成した。20歳台から80歳台までの精神疾患並びに身体疾患を有しない正常被験者138名に上記検査を施行し年代ごとに平均を出した。
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