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研究と報告
熱性けいれんから無熱性けいれんへの移行例—Ⅲ.最尤推定法と判別関数法による研究
Febrile Convulsions Followed by Nonfebrile Convulsions, Ⅲ: Analysis Based on a Maximum Likelihood Method and Discriminant Function
坪井 孝幸
1
,
山村 晃太郎
2
Takayuki Tsuboi
1
,
Kōtarō Yamamura
2
1東京都神経科学総合研究所遺伝学部門
2東京都神経科学総合研究所疫学部門
1Dept. of Genet., Tokyo Metrop. Inst. for Neurosci
2Dept. of Epidemiol Tokyo Metrop. Inst. for Neurosci
pp.279-282
発行日 1978年3月15日
Published Date 1978/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405202735
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Ⅰ.まえがき
これは熱性けいれんから無熱性けいれんへの移行例の臨床的,脳波学的,追跡的研究(第1報)4),同因子分析法による研究(第2報)5)の続報である。
本研究の目的は,熱性けいれんを予後から 1)熱性けいれんから無熱性けいれんへの移行例,2)熱性けいれんのみにとどまる例の2群について,主成分分析法により両群を構成する因子を抽出し,最尤推定法により因子数と因子負荷量を求め,ついで判別関数法により各因子に重みづけを行ない,両群の判別を試みることにある。
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