Japanese
English
研究と報告
条件反射学的方法によるラットのうつ病モデルの研究
A Study on Animal Model of Depression by the Conditioned Reflex Technique
永山 治男
1
,
木戸 淳彦
1
,
森田 武東
1
,
高橋 良
1
Haruo Nagayama
1
,
Atsuhiko Kido
1
,
Takeki Morita
1
,
Ryo Takahashi
1
1長崎大学医学部精神神経科学教室
1Dept. of Neuropsychiatry, Nagasaki Univ. School of Medicine
pp.863-869
発行日 1974年10月15日
Published Date 1974/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405202227
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(1)ラットを用い,自発移動運動量を指標に,音を条件刺激,tetrabenazineを無条件刺激として条件づけを行った。
(2)一定回数強化後,条件刺激のみで一定時間続く運動静止期が出現するようになった。
(3)Imipramineを前投与すると,この運動静止期は不完全化した。
(4)以上により,これを人間のうつ病の動物モデルと考えた。
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