紹介
Hubert Tellenbach教授の来日にあたつて
矢崎 妙子
1
,
宮本 忠雄
1
Taeko Yasaki
1
,
Tadao Miyamoto
1
1東京医科歯科大学神経精神医学教室
1Aus der Neuropsychiatrischen Klinik der Tokyo Ika-Shika Universität
pp.695-699
発行日 1967年9月15日
Published Date 1967/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405201244
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昭和42年10月16,17の両日,東京の都市センターホールで開催される日本精神病理・精神療法学会第4回大会の招待講演者として,ハイデルベルク大学のHubertTellenbach教授が来日されることになった。そのさいの特別講演の標題としては,かれ自身が提示してきたいくつかの主題のなかから,学会側の希望で“Endogenitatals Ursprung Melancholischer und Typug melancholicus(Eine neue Konzeption des Endogenen und einer Typologie des Melancholikers)”―うつ病者の源にある内因性の問題とメランコリー型(内因とうつ病者の類型学の新概念)―がさきごろ選ばれた。
そこで,Tellenbach教授の業績をよりよく理解してもらうために,大会の設営にあたる側として,うつ病論を中心とするかれの研究内容をあらかじめここに紹介することにした。
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