Japanese
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研究と報告
Diazepam(Cercine)静注負荷による脳波像について
Electroencephalogram Following Intravenous Administration of Diazepam (Cercine)
宮地 秀幸
1
H. Miyaji
1
1広島大学医学部神経精神医学教室
1Dept. of Neuropsychiat., School of Med, Hiroshima Univ.
pp.325-332
発行日 1966年4月15日
Published Date 1966/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405200995
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I.はしがき
本薬剤の研究はすでに,1961年L. O. Randallによりその実験的ならびに臨床薬理学的報告がなされて以来,その作用に多大の関心が寄せられ,欧米はもとより本邦においても多方面で研究され,報告がなされ1)8)9)10)11)12)13),わが教室においても,すでに津久江2),高畑3)らがそれぞれ,その臨床治験および鎮静作用を中心に報告している。
われわれは,本薬剤の急性投与時すなわち静注時の薬理学的効果を調べるにあたり,脳波上の異常波に対しての影響(効果)を見る目的でこの研究に着手したが,今回これを表題のごとくにまとめて報告することとした。
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