Japanese
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研究と報告
自殺未遂者(急性催眠剤中毒による)の生活環境—とくに片親問題を中心として(第2報)
Life Environment ef Attempted Suicides due to Acute Sleeping Drug Intoxication.: Report II. With Reference to the Problem of a Parental Deprivation
横井 敏夫
1
,
黒田 知篤
2
T. Yokoi
1
,
T. Kuroda
2
1国立札幌病院内科
2国立札幌病院精神神経科
1Dept. of Int. Med., Sapporo National Hospital.
2Dept. of Neuro-psychiatry, Sapporo National Hospital.
pp.246-250
発行日 1965年3月15日
Published Date 1965/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405200826
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I.緒言
第1報4)では自殺企図者は恵まれない社会環境にあり,とくに親欠損者が多いことを強調してきたのであるが,本報では,それではなぜ親欠損者に自殺企図者が多くなるのか,その理由を客観的な方法により,検索しようとしてこころみられたものである。その手段として,自殺企図者と類似の環境にある対照者について,アンケートによる回答ならびに性格テストなどを実施,調査したものである。
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