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特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅱ
スティグマの実際とアンチスティグマの取り組みに関する1考察
An Examination of Actual Stigma and Endeavor at Anti-stigma
澤田 優美子
1
Yumiko SAWADA
1
1日本社会事業大学大学院社会福祉学研究科博士後期課程
1Graduate School of Japan College of Social Work, Tokyo, Japan
キーワード:
Stigma
,
Anti-stigma
,
Misunderstanding
,
Stereotype
,
Understand
Keyword:
Stigma
,
Anti-stigma
,
Misunderstanding
,
Stereotype
,
Understand
pp.1031-1035
発行日 2013年11月15日
Published Date 2013/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405102592
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スティグマとは
スティグマとは,他者や社会集団によって個人に押し付けられた負の表象・烙印,いわばネガティブな意味のレッテルである。もともとは,奴隷や犯罪者であることを示す刺青などの肉体的刻印のことを指す言葉であった。現在流通している用法は社会学者ゴフマンが1963年『スティグマの社会学』の中で提示した。彼は,スティグマを負った人々への劣等視が社会的に正当化されていることを論じた。その結果,スティグマを負った人々は差別という形でさまざまな社会的不利を被ることになるのである。
アンチスティグマとは,スティグマを減らす取り組みである。
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