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Current Opinion
冠動脈疾患のインターベンション—適応禁忌例をめぐる最近の考え方
Resent Considerations about Contraindications of Percutaneous Corollarv Intervention
光藤 和明
1
Kazuaki Mitsudo
1
1倉敷中央病院循環器内科
1Department of Cardiology, Kurashiki Central Hospital
pp.1249-1253
発行日 2002年12月15日
Published Date 2002/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404902582
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冠動脈疾患のインターベンションをめぐる最近1年間の話題
冠動脈インターベンション(PCI)ではGruent—zigの時代のBalloon angioplasty に加えてステント,回転性粥腫切除術(Rotablator),方向性粥腫切除術(DCA)などの新しいデバイスの効果が確認され広く普及した.その結果,PCIの有効性が増すとともにそのリスクが低減したことにより,その適応禁忌は少しずつ減少していった.それでもなお適応禁忌は存在するが,ここでは比較的最近の傾向として日本循環器学会の「冠動脈疾患におけるインターベンション治療の適応ガイドライン」1)における適応禁忌とACC/AHAガイドラインとを取り上げておく.
日循のガイドラインによると,PTCAの原則禁忌として以下の6つが挙げられている.
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