Japanese
English
特集 突然死をめぐって
若年者における突然死の予知
Prediction of Sudden Cardiac Death in Children and Adolescents
伊東 三吾
1
,
田村 幸子
1
,
鮎澤 衛
2
,
原田 研介
2
Sango Ito
1
,
Sachiko Tamura
1
,
Mamoru Ayusawa
2
,
Kensuke Harada
2
1東京都立広尾病院小児科
2日本大学医学部小児科
1Department of Pediatrics, Tokyo Metropolitan Hiroo General Hospital
2Department of Pediatrics, Nihon University School of Medicine
pp.643-652
発行日 2001年7月15日
Published Date 2001/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404902313
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はじめに
若年者,特に児童・生徒における学校管理下での死亡事故の発生頻度は毎年350件前後に上っている.このうち,突然死とされるケースは約120件前後である.突然死には心臓系,中枢神経系,大血管系が含まれているが,約80%が心臓系(大血管系を含めると約90%)である.
今回は,若年者における突然死のうち,心臓系突然死(一部大血管系を含む)について,学校保健でどこまで予知でき,どのように指導すれば防げるかについて述べてみたい.
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