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Current Opinion
心臓核医学—PETによる病態診断の新しい展開
Recent Progress in Nuclear Cardiology:Assessment of pathophysiology with positron emission tomography
石田 良雄
1
Yoshio Ishida
1
1国立循環器病センター放射線診療部
1Department of Radiology and Nuclear Medicine, National Cardiovascular Center Hospital
pp.1149-1153
発行日 1999年11月15日
Published Date 1999/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404901998
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心臓核医学は,SPECTとPETを両輪として,心筋血流,心機能,心筋代謝(脂肪酸代謝,糖代謝,酸素代謝),心臓交感神経に関する診断情報を網羅するに至った.近年,この豊富な情報を背景に,疾病診断から治療診断(適応決定・効果判定)へ,虚血診断から心不全診断へと適用の拡大が顕著である.また,PETでは,心筋血流・代謝の定量計測に基づいた病態診断に進歩が認められる.これらの新しい動向を診断情報別に紹介する.
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