Japanese
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Bedside Teaching
若手呼吸器科医のための気管支鏡検査の基本手技
Basic Techniques of Bronchoscopy for Young Pulmonologist
高橋 典明
1
Noriaki Takahashi
1
1日本大学医学部内科学系呼吸器内科分野
1Division of Respiratory Medicine, Department of Internal Medicine, Nihon University School of Medicine
pp.294-300
発行日 2016年3月15日
Published Date 2016/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404205925
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はじめに
気管支鏡検査は呼吸器疾患を扱う医師には不可欠な検査手技である.特にフレキシブルファイバースコープは局所麻酔下で比較的簡便に施行することができ,観察範囲も広く,治療にも応用可能なため,広く普及している.最近では超音波内視鏡を応用した検査手技やインターベンション治療などの進歩がめざましく,比較的早い時期からそれらの技術を習得しようとする若手医師が増えてきている.しかし,それら専門性の高い技術を習得するためには,基本手技をしっかりと身につけておくことが重要である.本稿では,その局所麻酔下に行う気管支ファイバースコープの基本的な手技についての解説を,スキルアップさせるコツも含めながら紹介する.
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