特集 必携小児外科レジデントマニュアル1
気管支鏡検査
長谷川 久弥
1
Hisaya Hasegawa
1
1東京女子医科大学附属足立医療センター新生児科
pp.801-803
発行日 2024年8月25日
Published Date 2024/8/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000000912
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はじめに
小児領域,特に新生児・乳児領域において呼吸器疾患の占める割合は大きく,また呼吸管理の進歩などにより治療対象となる疾患が多様化し,先天異常,人工換気や感染に伴う病変など,さまざまな気管・気管支病変がある。こうしたなかで,直接的に気道を観察できる気管支鏡検査は診断・治療の有力な選択肢となっている。治療に関しては,喉頭軟化症に対するレーザー喉頭形成術など,新しい治療・管理法が開発されている1)。
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