Japanese
English
Bedside Teaching
SHD診療における心エコー図検査の有用性
Echocardiographic Assessment in Stractural Heart Disease
柴山 謙太郎
1
,
渡辺 弘之
1
Kentaro Shibayama
1
,
Hiroyuki Watanabe
1
1東京ベイ・浦安市川医療センターハートセンター
1Heart Center, Tokyo Bay Urayasu-Ichikawa Medical Center
pp.365-370
発行日 2015年4月15日
Published Date 2015/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404205684
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はじめに
structural heart disease(SHD)とは心臓構造の異常を指し,弁膜症から先天性心疾患まで多くの疾患が含まれる.その根治術として以前から開胸手術が行われていたが,近年の経カテーテル的治療の発展がその選択肢を拡大し,治療適応症例の枠を広げている.その結果,術前に評価すべき項目も多様となり,また術前のみならず術中や術後の評価の重要性もより高まった.今回は現時点での日本におけるSHD治療,特に経カテーテル的治療で重要な役割を担っている心エコー図検査に焦点をあてる.
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