Japanese
English
特集 画像診断—最近の進歩
NMRの心血管系への応用
Nuclear magnetic resonance and its applications to cardio-vascular system
小幡 康範
1
,
佐久間 貞行
1
Yasunori Obata
1
,
Sadayuki Sakuma
1
1名古屋大学医学部放射線医学教室
1Dept. of Radiology, Nagoya Univ., School of Med.
pp.261-268
発行日 1984年3月15日
Published Date 1984/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404204405
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1971年Damadian1)によって核磁気共鳴現象(NMR)を応用した癌診断の可能性が示唆され,さらに1973年Lauterbur2)によりNMR信号を用いた生体の断層画像再構成法が提案されてから,NMRの医学への応用についての研究が急激に増加し,近年では臨床に有用な画像が得られるようになってきた3〜7)。ここではNMRの歴史・原理を解説し,NMRの心血管系への応用について述べてみたい。
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