Japanese
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Bedside Teaching
解離性大動脈瘤の心電図所見—急性期を中心として
ECG findings of the dissecting aneurysms of the aorta
山口 いづみ
1
,
広沢 弘七郎
1
Izumi Yamaguchi
1
,
Koshichro Hirosawa
1
1東京女子医科大学附属日本心臓血圧研究所内科
1Dept.of Int.Med., Heart Institute of Japan, Tokyo Women's Medical College
pp.1091-1098
発行日 1983年10月15日
Published Date 1983/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404204314
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我国における解離性大動脈瘤は剖検例において,0.37〜1.21%と報告されており,循環器疾患のなかでも,脳血管障害,冠動脈疾患とならんで急死することの多い疾患として,最近注目されている。
発症より2週間以内の急性期死亡率が著しく高く,発症48時間後の生存率は64〜50%とされていたが,Wheatが提唱した積極的降圧療法がとりいれられてからは,本疾患の予後は急性期発症時の的確な診断と治療により改善される傾向にある1,2,3)。
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