座談会
専門保健婦制は出来るか—沢山の前提条件をのりこえて
内田 昭夫
1,2
,
金子 光
3
,
川村 美和子
4
,
駒村 さち
5
,
佐藤 ケン
6
,
福島 一郎
7
,
前田 アヤ
8
1千葉大学
2長野県立阿南病院
3厚生省看護
4大阪府布施保健所
5千葉中央保健所
6東京都中野保健所
7群馬県伊勢崎保健所
8聖ルカ女子短大
pp.56-72
発行日 1960年7月10日
Published Date 1960/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662202136
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「専門保健婦」という言葉をぼつぼつ聞くようになつた.いつか専門保健婦制になつた方がいいのではないかという意見を聞くこともある.いやそれどころか,早くその制度にしたがよいという意見さえおきている所もあるようである.ところが専門保健婦とはどういうものであるか--それぞれがそれぞれの形で受けとめているのではないだろうか.その専門保健婦について,その性格や,あり方,ひいては実現されうるものであるかどうか.それに伴う問題などについてお話していただくことにした.この座談会を材料として各職場で研究して,業務の発展に役立たせていただきたいと思う.
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