Japanese
English
装置と方法
ベクトル心電図自動解析装置の開発と臨床応用
Develppment of computer assisted VCG analysis system and its clinical application
坂東 重信
1
,
水沼 良幸
1
,
横井 良明
1
,
森 博愛
1
,
植田 信秀
2
,
伊藤 秀樹
3
,
平井 正明
3
,
片山 國正
3
Shigenobu Bando
1
,
Yoshiyuki Mizunuma
1
,
Yoshiaki Yokoi
1
,
Hiroyoshi Mori
1
,
Hidenobu Ueta
2
,
Hideki Itoh
3
,
Masaaki Hirai
3
,
Kunimasa Katayama
3
1徳島大学医学部第2内科
2徳島大学医学部小児科
3日本光電工業(株)
1The Second Department of Internal Medicine, School of Medicine, Tokushima University
2The Department of Pediatrics, School of Medicine, Tokushima University
3Nihon Koden Kogyo, Co. Ltd.
pp.153-157
発行日 1981年2月15日
Published Date 1981/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404203719
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本来,心起電力は空間的に変動するため,その解析には標準誘導心電図法よりもベクトル心電図法が適している。しかし,ベクトル心電図(VCG)から瞬時ベクトルあるいは空間諸量を算出することはきわめて繁雑であり,また従来のVCG診断は定性的ないし半定量的に行われてきた傾向にある。
VCGの自動診断はPipberger1)らにより初めて行われたが,当初は大型電子計算機を用いたオンライン処理のため,処理時間が長く,必らずしも満足すべきものではなかった。
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