Japanese
English
解説
僧帽弁狭窄症に対する注目すべき問題点
The important problems for mitral stenosis
金子 俊昌
1
Toshimasa Kaneko
1
1太田総合病院循環器科
1Dept. of Cardiology, Ota General Hospital
pp.143-145
発行日 1981年2月15日
Published Date 1981/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404203717
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僧帽弁狭窄症(MS)に対する外科療法の歴史は古く,すでに30数年を数える。非直視下交連切開術(CMC)から直視下交連切開術(OMC)が施行されるようになり,また優れた人工弁が開発されてOMC不能の症例に対して弁置換(MVR)が施行されるようになった。
MSは生涯病と考えられ,手術後でも本症が治癒したとはいいきれない。術後10年または20年にわたって専門医により経過観察が必要となる。
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