Japanese
English
講座
心房梗塞と傷害
Atrial infarction and injury
堀江 俊伸
1
,
関口 守衛
1
,
広沢 弘七郎
1
Toshinobu Horie
1
,
Morie Sekiguchi
1
,
Koshichiro Hirosawa
1
1東京女子医科大学日本心臓血圧研究所内科
1The Heart Institute of Japan, Tokyo Women's Medical College
pp.429-437
発行日 1978年5月15日
Published Date 1978/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404203192
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心房梗塞は比較的まれな疾患であり,心室梗塞のように特徴的な臨床所見がないため,生前に確定診断をすることは困難であると言われている。
心房梗塞は1925年Krumbhaarら1)によってはじめて剖検例が報告され,その後1939年Langendorf2)によって心電図所見と剖検所見が対比検討された。それ以後にもいくつかの報告がなされているが,生前に本症を正しく診断したのは1948年Hellerstein3)が最初である。
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