Japanese
English
特集 呼吸機能検査のシステム化
日常臨床検査のためのシステム化
Computerized system for clinical pulmonary function test
大櫛 陽一
1
,
山本 英樹
2
Yoichi Ogushi
1
,
Hideki Yamamoto
2
1大阪府立羽曳野病院ME研究室
2大阪府立羽曳野病院内科
1Dept. of Medical Engineering, Habikino Hospital, Osaka
2Dept. of Int. Med.,Habikino Hospital, Osaka
pp.595-601
発行日 1975年7月15日
Published Date 1975/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404202786
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呼吸機能検査法の発達と検査対象の増加に伴い,臨床検査として用いられる呼吸機能検査の種類と量は増加の一途をたどっている。検査が精密化し,病態をより初期の段階で捕えることができるようになりつつあるのは望ましいことであるが,検者は複雑化する検査法の修得とその実施に頭を痛め,被検者は検査のために要求される努力と拘束時間の増加に苦しんでいる。また,検査によって得られるデータの種類と量も多くなっており,データの整理と保管も重要な問題となりつつある。
これらの問題を解決する一方法として,検査のシステム化は有効な方法であると思われる。このとき,システム化に課せられた使命はつぎのようなことであろう。
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