研究会紹介
(7)ペースメーカー研究委員会
堀 原一
pp.1020
発行日 1973年11月15日
Published Date 1973/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404202553
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昭和46年5月,日本循環器学会の委員会,日本ME学会の専門別研究会として発足したペースメーカー研究委員会は,心臓の人工ペーシングが房室ブロックをはじめ,各種の不整脈にわが国でも頻繁に行なわれるようになり,循環器病学の領域で不可欠となりつつあるのにかんがみ設立され,爾来活発な活動を続けている。会則にもうたわれている通り,医学的のみならず,工学的にもなお進歩途上にあるペーシングおよびペースメーカーのこととて研究,開発を要する問題も多く,研究および討議内容として心臓ペースメーカー規格・基準,用語の設定,臨床面での適応,基礎疾患や予後の調査などを含めた心臓ペースメーカーおよびペーシングに関する諸問題をあげている。
木村栄一教授(日本医大)を委員長とし,堀原一教授(東京女子医大),細田瑳一助教授(同前),内山明彦助教授(早大),三井利夫博士(東大)を幹事とし,東京女子医大心研に事務局をおいて,原則として毎月末に公開の研究委員会を開催している。
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