Japanese
English
ジュニアコース
気管支の構造
Morphology of the Bronchial Tree
滝沢 敬夫
1
Takao Takizawa
1
1東北大学医学部第1内科学教室
11st Department of Internal Medicine, Tohoku University, School of Medicine
pp.755-760
発行日 1971年9月15日
Published Date 1971/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404202304
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はじめに
気管支は本来,空気の通路(気道)として,また力学的に安定した張力系としての機能を有している。すなわち空気の通路として,とくに気道分岐部における乱流発生を最小限におさえ,内腔を変化して抵抗と死腔量を調整し,肺内各部に最も効果的に吸気を分布せしめるのみならず,吸入された空気に適当な温度と湿度とを与え,加えて空気の浄化,異物の除去などを行っている。
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