Japanese
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ジュニアコース
不整脈分析の定理と公理・I
Theorems and Axioms for Analysis of Cardiac Arthythmias
土肥 豊
1,2
Yutaka Dohi
1,2
1神奈川県老人福祉事業団七沢病院
2昭和大学医学部第1内科学教室
1Nanasawa Hospital,Kanagawa
21st Department of Internal Medicine, Showa University
pp.409-415
発行日 1971年5月15日
Published Date 1971/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404202263
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はじめに
複雑多岐にわたる生物現象をいくつかの定理と公理の組み合せによってすっきりとまとめ上げることは中々困難で,とても浅学な筆者などその任ではない。そこで,本項では初めて不整脈を学ぼうとする人達を対象として,日常ごくありふれた不整脈のみについての解析の手順を筆者なりにまとめてみたい。不整脈の解析には色々なアプローチの仕方があるが,ここではRのリズムを全く現象的な面からとらえ,1つの定理によってある特定の調律異常に結びつけてゆくという方向でのアプローチを試みてみたいと思う。
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